こんにちは。鈴木貴之です。
多くのマーケティングの失敗は、以下の3つのうち1つまたはそれ以上の問題から起きる、根本的なマーケティングのミスです。
メッセージ – 市場 – メディア
ですから、何かの行動を起こし、そこから結果が得なかったからと言って、失敗を無視するのではなく、そこから迅速に学ぶべきだというのが、あなたが目指すべき姿です。
メッセージ – 市場 – メディアの考え方は、アメリカ最高のマーケターの一人、Dan Kennedy氏の提唱しているマーケティングの根本の話です
アメリカでのビジネス情報を得るようにしているのですが、この内容を端的に伝えているのがバーガーキングの事例です。
バーガーキングの経営陣は、根本的なマーケティングの問題を修正することを拒否している最も良い(?)例です。
この記事ではそれが何かを見極めてみていきたいと思います。
バーガーキングは、今やニューヨークの全広告代理店を3回利用しています。
ある広告代理店を使い、結果が出ないので解雇し、次の代理店を雇い、また結果が出ないので解雇し・・・これを繰り返し、すべての広告代理店使い果たしたため、また最初に戻ってくる、ということをしなければなりません!
たくさんの広告代理店に頼ったにも関わらず、彼らはマクドナルドよりも経営状態が悪く、マクドナルドが彼らを圧倒しています。
ウェンディーズも彼らを圧倒しています。
ジャック・イン・ザ・ボックスがある地域では5位です。
彼らが理解できないのは、なぜマクドナルドに勝てないのかです。
でも、彼らの多くの広告を見ればその理由が分かります。
彼らは多くの広告で何を言っているのか?
彼らが行っているのは、
「我々の食べ物がより優れている」
ということ。
「うちのバーガーが一番」
「うちのポテトが一番」
そんなことばかり言うのです。
実際、バーガーキングのハンバーガーはどうなのでしょうか?
私自身、アメリカに3ヶ月ほど滞在していたことがありますし、オーストラリアには4年くらいいました。
そして、マクドナルドとバーガーキングのハンバーガーを比べれば、バーガーキングの物の方が良いことを理解しています。
彼らのハンバーガーがマクドナルドよりも良いバーガーであることは皆知っています。
それなのに、バーガーキングはうまくいっていません。
では、このような内容から、私たちが彼らのマーケティングから最も学ぶべきは何でしょうか?
以下にいくつか挙げてみたいと思います。
このうちのどれが正解だと思いますか?
彼らは反応しない市場を特定している
彼らは悪いメッセージ/オファーを持っている
人々が欲しくないものを売ろうとしている
間違った人々に何かを売ろうとしている
間違った方法でそれをしようとしている
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
答え: 彼らは悪いメッセージ/オファーを持っている
彼らは、自分たちがファーストフードビジネスにいるということ、キーワードは「ファスト(速い)」だということを忘れてしまいました。
人々がファーストフードに求めるのは美味しさではなく、速さです。
美味しいものが欲しいなら、そこに行かず、レストランに行きます。
実際、日本にも美味しいハンバーガーを出すお店は地域に1つや2つはあります。
私がいる地域にも、車で行ける所に美味しいハンバーガーを出すお店は3つあります。
でも、ファーストフード店に行く顧客は、速さを求めてファーストフード店に行くのです。
そして、マクドナルドは常に最速であるため勝ち続けています。
バーガーキングでは、カウンターに立っている間にどこかで混乱が起きています。
注文を取る所から、商品を受け取るまで時間が掛かるのです。
彼らが改善しないといけないのは広告じゃないのです。
彼らはシステムを修正する必要があります。
彼らは消費者が望んでいないものを売ろうとして、売れなくて、困惑しています。
これが根本的なマーケティングの問題です。
(注文してから商品が出るまでの流れもマーケティングの一部と考えます)
そして、バーガーキングはそれを一度も解決していません。
速さを犠牲にして質を提供しようとしています。
でも、ファーストフード店から消費者が最も求めているのは速さです。
ほとんどのマーケティングミスは、根本的なマーケティングミスです。
間違っているところを改善しても、結果が出ないのです。
とは言っても、自分だけで根本的な問題点を見つけるのは困難かもしれません・・・
そういう時は、無料相談を一度ご利用ください。
あなたの問題解決の一助になればと思います。
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