こんにちは、鈴木貴之です。
今日は、「売れるセールス」の話をしたいと思います。
「プレゼンではいい感じだったのに、なぜか最後で断られる…」
「提案内容には納得してくれてたのに、後で“検討します”って言われて終わる…」
こんな経験、ありませんか?
それ、実は…最初から“負けてた”可能性があるんです。
成約は、1つのYESで決まるものじゃない
多くの人は、こう思っています。
「セールスのゴールは、お客さんから“YES(買います)”をもらうことだ」
…もちろん、それは間違いではありません。
でも、それだけだと大きな落とし穴にハマります。
なぜなら、人は1つのYESで決めているわけじゃないから。
実は、成約って“小さなYES”の積み重ねでできているんです。
「心理の階段」を登ってもらうイメージ
あなたのセールスは、いきなりこの階段を登らせようとしていませんか?
1段飛ばしで「買ってください!」と言っても、お客さんの心はまだその高さに達していません。
ここで大事なのが、“5つの小さなYES”。
【5つの心理的YESの流れ】
- この話、ちょっと気になる(注目)
- あ、それ、私にも関係あるかも(共感)
- この人、信頼できそうだな(信頼)
- なるほど、これはよさそう(納得)
- じゃあ、やってみようかな(行動)
1つずつ、階段を登ってもらうイメージです。
ここを飛ばすと、最後で“NO”になる
たとえば、いきなり商品の魅力を語り出す人がいます。
でも、相手はまだ「この話、聞く価値あるのかな?」という段階。
つまり、1の「注目」のYESすら取れていない。
その状態でセールスを続けても、お客さんの心は別のところにあるまま。
だから「いい話なんだけど…」で終わってしまうんです。
オンライン時代は、なおさら「順番」が命
Zoom商談、ウェビナー、LP、セールスメール… どれも“相手の反応が見えにくい”媒体ですよね。
だからこそ、1つ1つの心理YESを、設計として組み込んでおく必要があるんです。
- 冒頭の一言で注目を引く(1)
- お客さんの悩みに寄り添うストーリー(2)
- 自分自身の信頼性を伝える(3)
- ベネフィットと証拠をわかりやすく伝える(4)
- 「今すぐやってみようかな」と思わせる行動導線(5)
この流れがスムーズに設計されていれば、売り込み感ゼロで、自然と「やってみようかな」が生まれます。
売る前に、小さなYESを積んでますか?
セールスは、「説得」じゃありません。
“納得”のステップを、一緒に登ってもらうことです。
もし今、「なかなか契約までいかないな…」と思っているなら、 そのセールスに「段階」はあるか? ちゃんと1つずつ心理的YESを踏ませているか?
この視点で見直してみてください。
今日からできる改善ヒント
- セールスの最初で“お客さんがうなずく一言”を入れる
- 相手の状況や悩みを「言語化」して共感を得る
- 自分自身の実績や経験を1つだけ伝える
- 購入後の未来を、具体的にイメージさせる
- CTA(行動)は1つに絞って、わかりやすく提示
セールスの力は、最後のクロージングじゃなくて、最初の一言から始まっています。
「YESの階段」、あなたの提案にも取り入れてみてくださいね。
補足:YESを積むための3つの工夫
- 一文で“共感”を呼び起こす言葉を入れる
例:「これ、私も同じ経験しました」
- 反論を予想して先に潰しておく
例:「よく“でも高いんじゃない?”と聞かれますが…」
- “自分事”として感じてもらえる比喩を使う
例:「この仕組みは、まるでパズルの最後のピースのような存在です」
このような工夫を散りばめることで、心理的YESは自然と積まれていきます。
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