コピーライティング

なぜあの人のセールスは自然に売れるのか?~押し売り感ゼロなのに、なぜか「お願いされて買う」状態を生み出す秘密

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こんにちは、鈴木貴之です。

あなたはこんな経験、ありませんか?

・商品の説明はうまくできたはずなのに、契約につながらなかった
・セミナーや無料相談で「いいですね!」と言われたのに、後日スルーされた
・一生懸命プレゼンしたのに「ちょっと考えます」で終わってしまう

 

こういう時、多くの人がこう考えます。

「もっと説得力のある資料を用意しなきゃ」 「もっと魅力的な機能や実績を伝えよう」

 

…でも、実はそれ、セールスで一番後回しでいい部分なんです。

今回は、“売れる人が密かにやっている、でもあまり語られない”セールスの真実についてお話しします。

売れる人は、「提案」ではなく「〇〇」をしている

営業がうまい人、セールスライターとして成果を出している人には、ある共通点があります。

それは——「お客さんの“頭の中”を、本人以上に言語化している」ということ。

たとえば、

「最近、SNS投稿しても“いいね”が減ってませんか?」
「広告の数字を見て、“これで正しいのかな…”って思ってませんか?」
「どこに相談しても“まずは継続が大事です”って言われて、なんかモヤモヤしてませんか?」

こういうセリフを冒頭で言われたら、どうでしょう?

「え、なんでわかるの…??」ってなりますよね。

これこそが、自然に売れるセールスの秘密です。

でも、なぜ「わかってくれてる」と思うと買いたくなるの?

人は、「この人、自分のことわかってるな」と思った瞬間、 その人に“信頼”と“期待”を預けます。

信頼のない状態では、どんなに素晴らしい商品でも「ふーん」で終わります。

でも、

「自分のことをここまで理解してくれている人が勧めるなら…」

という気持ちが芽生えた瞬間、商品の詳細やスペックなんて二の次になるのです。

 

これ、あなたも経験があるはずです。

たとえば、ずっと悩んでいたことを親友にズバッと言い当てられた時。

「なんでそんなに私のことわかるの…?」

って思いますよね。

その後のアドバイスって、どんな内容でも、自然に受け入れたくなりませんか?

解決策を言う前に、「その悩みの本音」を掘り出す

売れないセールスの特徴は、

「この商品はこういう効果があります」
「こんな実績があります」

から話し始めること。

でも、人の心はそこでは動きません。

 

本当に響くのは、

「これ、あなたがずっとモヤモヤしてたことですよね?」

と、“自分でも言葉にできなかった悩み”を代弁してもらった時。

 

ポイントは、“機能”や“数値”よりも、“感情の言語化”。

  • 周りには相談できないけど、実はずっと思っていたこと
  • 失敗したくないという気持ちの裏にある焦り
  • 自分だけが取り残されているような不安

こういった“内面の本音”を代弁するセールスほど、売れるんです。

(逆に言えば、「あなたはこんなことで悩んでいませんか?」というパーツで、「そんなことで悩んでいないよ」となるとその時点でセールスは不成功になってしまうということ)

「They ALL Laughed When I Sat Down at the Piano…」の真実

有名なセールスコピーに、

“They ALL Laughed When I Sat Down at the Piano – But When I Started to Play…(みんな、私がピアノの前に座ると笑った——演奏を始めるまでは)”

というものがあります。

これ、セールスコピーの練習をしている人は誰もが知っている古典的なコピー。

 

これは、単に「ピアノが弾けるようになる教材」の広告ではありませんでした。

このコピーが響いたのは、

  • バカにされてきた
  • 人から注目されなかった
  • 場の中心にいたかったけど、なれなかった

そんな“コンプレックス”を持った人たちの心に、見事に刺さったからです。

つまり、「ピアノ」じゃなくて「自分を見返したい気持ち」に共感してもらえたからこそ、「買う理由」が生まれたんです。

じゃあ、私たちはどうすればいい?

ここまで読んでいただいたあなたなら、もうお気づきかもしれません。

そう、セールスの成否は「解決策の良し悪し」ではなく、

「どれだけお客さんの“今”を深く理解して伝えられているか?」で決まるんです。

そのためにできることは、以下の3つです。

1. 質問を深くする

「何に困っているか?」だけでなく、

「それって、いつから感じてる?」
「どんな時に強くなる?」
「誰にも相談できないことってある?」

など、感情に踏み込んだヒアリングを。

2. セールスの冒頭で“共感のひとこと”を入れる

「きっとこんな気持ち、あるんじゃないですか?」という“心の代弁”を冒頭に置くだけで、読者の姿勢が変わります。

3. 事例を使って「わかってる感」を出す

「こういうケース、最近もありました」など、似た人の悩みを出すことで、距離感がグッと縮まります。

先に“わかってるよ”を伝える。すると、信じてもらえる。

セールスやコピーで大事なのは、

「これを買えば解決しますよ!」ではなく、
「あなたの今の気持ち、ちゃんとわかってますよ」

を、先に届けること。

それだけで、お客さんは“あなたを信じる準備”が整います。

その上で商品を紹介すれば、あとは自然と話が進んでいく。

これが、押し売りゼロで売れる人の“秘密”です。

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「この人、わかってくれてるな」と思われた瞬間、 お客さんの“購入スイッチ”はすでに入っています。

今日から、あなたのセールスにも“その一言”を加えてみてください。

 

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