こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
多くの事業には、「ある時期に集中してお客様が集まる」という時があります。
例えば、飲食店で言えば繁忙期と閑散期があります。
「月別売上のアンケート調査から飲食店の繁忙期・閑散期が明らかに。閑散期の対策は?」という記事を読むと、その時期が記載されています。
売上が高いのは「12月」「3月」「4月」。定番の宴会期と重なる時期
はじめに「それぞれの月の売上について、月平均売上よりも高いか低いか」を聞いたところ、「12月」(81.7%)、「3月」(59.9%)、「4月」(47.5%)が「月平均より高い」という回答が得られた。12月は忘年会、3月、4月は歓送迎会が多い時期であり、一般的な宴会シーズンが繁忙期と重なっていることがわかる。
最近は宴会の需要も多様化しており、女子会やママ会、昼間の宴会などさまざまな切り口が求められるようになってきた。12月や春の宴会シーズンはもちろんだが、こうした宴会需要に応えられるようにしておくと集客もしやすいだろう。
またこの記事を読むと、一般的には「1月・2月・8月が閑散期」だと言われているようです。
記事には「売上が低い月の施策」についても書かれてありますので、それもぜひ読んでみてください。
この記事では、ひとりの顧客があなたのお店を知ることから始まる一連の流れ、「顧客創造旅マップ」の観点から、「初めてあなたのお店を訪れた人」が「リピーター」になる施策についてお話をしたいと思います(もちろん先ほどの記事には書かれてありません)。
なお、「顧客創造旅マップ」は下記の電子書籍を読んでいただくことでより深く理解できますので、この記事が気に入った方はぜひお読みください。
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「秘密の封筒」プロモーション
このプロモーションを図で表すと下記のようになります。
ステップ1 繁忙期に訪れてきてくれたお客様に封筒を渡す
ステップ2 次回来店時にお客様に封筒を開けてもらう。「何が入っているかな?」
ステップ3 来店数アップ!
繁忙期に訪れてくれたお客様にカードの入った封筒をお渡しします。
その際に、封筒に必要な情報を書いておきましょう。
例えば、12月の繁忙期に訪れてくれた方に渡すとしたら、下記の情報を記入しましょう。
次回来店時(有効期限内)にお持ちください。
封筒の中には当店からのプレゼントが入っております。何が入っているのかは来てからのお楽しみ。来店し、スタッフが確認するまでは絶対に空けないでくださいね!
【有効期限:翌年1月10日~31日】
プレゼントの例:~~~
ポイントは、言うまでもありませんが、「絶対に空けてはいけない」ということ。何が当たるか分からないというところがミソで、クーポン券と違うのは「期待値」があるから。
もちろん、期待外れのプレゼントが出た時にがっかりさせないように、何が出ても「おめでとうございま~~~す!」とスタッフが盛り上げることを忘れないようにしましょう。
また、ビッグなプレゼントが当たった場合は「写真を撮って、SNSにアップしても良いか?」と聞きましょう。顔を隠していただいても大丈夫。ちゃんと当たっているということが伝われば、封筒を持っている他の人たちも来たくなるでしょう。
このプロモーション、次回使えるクーポン券よりもよほど効果があります。あらかじめ内容が分かってしまっていると、たとえ同じ「ビール一杯無料」でも全く異なったものに感じられるものです。そして、中身が分かってしまっているということは、それで「行くかどうか」決まるということです。
私自身は次回「ドリンク無料券」をもらっても、はっきり言ってそれが目的で同じ店に訪れることはほとんどありません。たまたま財布に入っていたら使う、くらいです。
これではマーケティングの意味がありません。
このプロモーションにかかる費用
なお、これがいくらほどでできるかを計算してみましょう。
まず、封筒の中身に入れるプレゼントを記入する用紙。これなら1枚1.4円です(Amazon)。
次に封筒。安いのだとこれ(Amazon)。
色付きの封筒はちょっと高くなりますね。
あとは、これらにインクジェットプリンターなどで内容を記入していけばOKです。
電子書籍「顧客創造旅マップ」にはあなたの事業の集客を考える為に必要な「コンサルタントの思考」が詰め込まれています。まだお読みでない方はぜひご一読ください。
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