こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
「ホームページとは何か?」と聞かれれば、私は迷わずその本質は広告だと言うでしょう。
「なぜホームページを作るのか?」と聞かれれば、こちらも迷わず「自社の商品・サービスを売る為」と答えるでしょう。
なぜあえてこんなことを言うのかというと、ホームページを名刺のように扱ってしまう経営者が多いからです。
でもよく考えてみてください。
あなたは名刺をそれこそたくさんもらうかもしれません。でも、ほとんどの名刺はなたにとって意味がありません。だからずっとしまわれているか、ないしは捨てられるでしょう。
私は名刺をもらったら一時保管しますが、定期的に見直し、そして連絡を全く取ってない人がいたら捨てます。持っているだけ無駄だからです。
ほとんどの名刺は似たような扱いをされているでしょう。
では名刺に似てつまらないホームページをあなたのお店が持っているとしたら?
実際に捨てられはしませんが、見込み客の心理的にはゴミ箱に入っていることと同じです。
だから私は言います。「ゴミのようなサイトを作るな!」と。
ではどういうホームページが良いのでしょうか?
効果のあるホームページを作る為に必要なもの:石に魔法をかける
ホームページは広告だ、という話を冒頭にしました。
そして、広告の世界にはこのような言葉があります。
「石に魔法をかける」
これはどういう意味かというと、一見つまらないような商品をセクシーでエキサイティングなものに見せるということです。
「そんなことできるの?!」と思うかもしれません。
実は、方法はいくつかあるのです。
● 商品を見せるまでのコンテクスト
● 商品の紹介の仕方
● 物語
● 暗示
● 商品と顧客のマッチ
・・・その方法を学んでいくことで石のようにつまらないものでも大センセーショナルを引き起こす商品になるのです。
これ、たとえじゃないのです。
本当の石でも売れるのです。そして、消費者は喜んで買うのです。
ペット・ロック(英: Pet Rock)は、1970年代にアメリカで流行した玩具の一つで、ごく普通の石を仮想的なペットに見立てて愛玩するというもの。
1975年、アメリカ人のゲイリー・ダウル (Gary Dahl) が、ペットの飼育には楽しみとともに、ストレスや出費といった欠点をともなうことから、それらの欠点が一切ないペットとして発案した。日本でも1977年(昭和52年)にトミー(現・タカラトミー)から発売された。
商品内容は、ペットとしての石に加え、動物のペットと同じように通気孔のあいたキャリーケース、石を鎮座させるための布や藁、飼育方法や訓練方法を記載したマニュアルと血統書がセットになっている。購入者はマニュアルをもとに、石に対してイヌなどと同様に「来い」「お座り」「伏せ」といった基礎訓練を施し、決まった時間に入浴させ、ベッドに入れ休息を与える。さらに家族、友人、恋人といったペット・ロックを一緒にさせるといった楽しみもある。
ペット・ロックのブームは半年で終わったものの、その半年間で500万個が売り上げられ、発案者は5616万6419ドル(約6億7400万円)を稼ぎ、一躍大富豪の座に就くこととなった。ただの石に過ぎないペット・ロックがここまで売れた理由は、ペットを飼うことで和みを得られ、なおかつ動物の飼育のような様々な面倒さから解放されるといったメリットを、消費者に対して効果的にアピールしたためと指摘されている。
藤子・F・不二雄によるSF短編漫画『オヤジ・ロック』でも取り上げられており、作中では「飼い主が勝手に感情移入して満足している」と述べられている。
2010年にはパソコン商品版として、ただの石をパソコンにUSB接続する「USB Pet Rock」がアメリカで発売され、日本でも秋葉原の店頭に並んだ。やはりただの石に過ぎず、パソコンに接続しても何も動作することはない。
ウィキペディアより(写真もあるのでぜひリンク先を見てみてください!)
まさしく本物の「石」に魔法を掛けられるといしたら、あなたの素晴らしい商品・サービスに魔法を掛けられないのはどういうわけでしょう?
効果のあるホームページを作ることを妨げているもの
もし、あなたのホームページが効果を上げていないとしたら、売上につながっていないとしたら、その問題はあなたの耳と耳の間にあります。
ホームページに掲載する文章を考えていく際に、多くのクライアントさんがこのように言います。
「・・・でも、私の商品は何も特別なところがありません。普通のことしか書けません」
こういうクライアントさんの為にこちらの動画講座を作り、内容を勉強してもらい、やり取りを通して「今までどう考えても難しかったのに、自分の商品ってこんなにすごかったんだ! こんなに人の役に立つんだ!」 と気づかれています。
ですが、もしこの講座を見ても変えられないという場合。どんなに考えても自分の商品が「石」としか思えない場合。
私ができるアドバイスはこれだけです。
「もし、あなたがあなた自身の商品に対して自分がそれを売っていることに情熱を持てないとしたら、考え方を変えるか、ないしは商品を変えましょう」
人生って短いんです。
もしもあなたが売っているものに対してあなた自身が情熱持てず、それが顧客の人生をより良くできると信じられず、そうであるがゆえに心底売りたいと思わず、商品の説明をする時に思わず血圧が上がってしまうくらい興奮しないとしたら・・・商品を変えましょう。
そうでなければ、あなたは自分自身を檻の中に閉じ込めているのと一緒になります。
特に2代目、3代目の経営者に多いのですが、そのような情熱が持てないとしたら、事業をやる価値ってあるんですか? お金だけですか?
今回の記事では「効果のあるホームページ、効果のないホームページ。その違いとは?」というテーマでお話しました。
「効果のあるホームページ」には売り手の情熱が入っていて、「効果のないホームページ」には売り手の情熱がない。これが今回のまとめです。
次回は、あなたに情熱があっても一見「石」のように見えるモノをどうホームページで売っていけばいいのかというお話をしたいと思います。
営業時間:9時から21時(日曜・火曜日定休)
〒985-0024 宮城県塩釜市錦町4-3
090-6686-4443
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