こんにちは。 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
Googleマイビジネスではリンクを貼る箇所がいくつかあります。
ビジネス名の下の「ウェブサイト」、電話番号の下の「予約」のところなどです。あとは「投稿」機能でもリンクを貼ることができますね。
このように複数リンクを貼れる場所があるのですが、「Googleマイビジネスのリンクはどのようなリンクが集客に最も効果的か?」という質問を講座受講者に受けましたので、この記事でもお伝えしたいと思います。
Googleoマイビジネスのリンクをどれにするか考える前に見る所
まず、「どのリンクがいいか?」を考える前に大事なことがあります。
それは、「集客の流れ」を考えること。
一般的な「集客の流れ」は下記のようなものになります。
AIDAの法則:認知 → 興味 → 欲求 → 行動
この流れを考えた上で適切なリンクを貼るようにするのです。
検索動機を考えてリンクを貼る
また、検索という行動にはいろいろなタイプがあります。
例えば、エステサロンでの例を見たいと思います。
一番重要なキーワードである「エステサロン (地名)」ではどんな検索意図(動機)があるかと考えると、色々あると思います。
まず「エステサロンに通いたいけど、(地名)にはどんなサロンがあるかな?」
この検索意図の場合は「エステサロン」に興味があることを示しています。だから、こちらが提示する情報は「他のエステサロンとの違い」です。それが分かる情報を提示し、体験に申し込んでもらいます。
そういう情報があるリンクを貼りましょうということです。
「エステサロン クチコミ」とか、「エステサロン 人気」とかも同じような検索意図でしょう。
次に同じキーワードでも異なる検索動機を考えたいと思います。
例として、「私の家(職場)の近くのエステサロンってどんなのがあるの?」
この場合はエステサロンに興味はあるけど、まだ行きたいという段階にはなっていません。
ここで提示すべき情報は「①エステサロンに通うことが検索者の得たい結果を得るのに最も良い方法であること、②他のエステサロンとの違い」となります(順序も大事)。
情報収集段階なので、「そうか、エステサロンに通うと私が欲しい結果につながるのか」と理解してもらうことが大事なのです。だから、その為のリンクを貼る必要があります。
ここでは同じキーワードにおける2つの異なる検索意図(動機)を考えました。
これに両方とも答えるにはどうしたらいいかと言うと、最初の「他のエステサロンとの違い」と次の「①エステサロンに通うことが検索者の得たい結果を得るのに最も良い方法であること、②他のエステサロンとの違い」を見ると、情報としては後ろの方の方が網羅的です。
だから、こちらの情報があるページのリンクをビジネス名の下の「ウェブサイト」に貼るとよいでしょう(もっと良いアイデアは口述)。
他のキーワードを見てみましょう。
「エステサロン コロナ対策」
これはコロナ対策されているサロンなのかどうかを知りたい場合です。だから、そういう情報を提示します。「うちではこんな風にコロナ対策をしています」と。
おそらくエステサロンに行きたいから気にしていると思われるので、「他のエステサロンとの違い」をその後で伝えます。
「商品名・マシーン名での検索」
この場合はその商品やマシーンについて知っていて、それがどこで提供されているか知りたいというキーワードなので、その商品をすぐに買うことができるURLやそのマシーンを使うコースのURLにつなげるのがベストです。
Googleマイビジネスのリンク先は検索意図から知りたい情報を推測して決める
検索キーワードによって検索意図が分かり、それに応じたページのリンクを貼ることが大事だということはご理解いただけたと思います。
その上で最初の質問「Googleマイビジネスのリンクはどのようなリンクが集客に最も効果的か?」に戻ります。
Googleマイビジネスの「ウェブサイト」
ここは自社サイトへリンクを貼ることをおススメします。
理由は、ここのリンクは「もっとこのお店のことを知りたい」という時にクリックするリンクだからです。
これ、美容院やエステサロンでたまにあるのですが、リンク先がホットペッパーのリンクだと「売込み」になります。いきなり「買ってください」とお店に言われているように感じます。
検索者はまだその段階にいませんので、情報ページに飛ばすのが先です。そこでちゃんと説明をして、その上で適切な商品・サービスを提示するのです。
例えば、「痩せる」ことが最も大きいサロンの核であり、顧客もそれを一番求めているのであれば、次のような情報が書かれたページにリンクしましょう。
①他の痩身とエステサロンの違い
②その違いを踏まえた上で、こういう人はエステサロンの方が良いという情報(理想の顧客を得る為でもあります)
③地域にある他のエステサロンとの違い
④行動を促す
こういう流れで書いていきます。⓪として「悩みへの共感」があるとよりよいでしょう。
(もし複数の悩みに対して対応しているサロンであれば、それぞれの悩みをリンク先のページで提示し、それぞれの悩みに応じた記事を書き、そこへそれぞれリンクしていくことをおススメします。
「あなたがこういう悩みを抱えていて、こうなりたいならこちらを見てください」のような感じです)
Googleマイビジネスの「予約リンク」
これは予約したい時にクリックするリンクなので、予約しやすいリンクにしましょう。ホットペッパーのリンクなどでもOKです。
Googleマイビジネスの最新情報などの投稿機能でのリンク
投稿内容で想定しているキーワードから考えられる検索意図に沿った形でのページのリンクをしてください。
もしくは投稿内容で伝えている情報に合うリンクを(マシーンの紹介であればそのマシーンを使うコースのリンク、コースの紹介であればそのコースの詳細リンク、など)貼りましょう。
Googleマイビジネスのリンク先を考える上で大事なこと
大切なのは、認知→興味→欲求→行動という流れの中で、想定される検索者は今どこにいて、その人が次のステップを踏むためにどんな情報が必要か? を考えるということです。
それが分かればどんな情報を出せばいいかが分かります。
情報発信をしないと素人は正しい選択をすることができない
なお、エステサロンなどはそれなりに高い価格帯だと思うので、抵抗なく喜んで買ってもらう為には「情報提供」が必要です。
見込客の得たい結果に対して、どんなコースをどう選んでいけばよい結果が生まれるのか?
これを伝えないお店があります。見込客は素人であることが多いので、コース名だけを見てもどれが自分の得たい結果を得る為に適切なのかが分かりません。
それを伝えるのはお店の役割です。それを見込客に理解してもらうのもお店の役割です。
それを「お店で伝える」以前に行えるのがインターネットなのです。
例えば、ホットペッパーがリンク先になっているという場合、多分素人の方はホットペッパーの情報(コース名と料金)だけじゃわからないと思うのです(お店の情報を伝えるページもありますが、こういう情報はないことが多い)。
そういう人に対して、「こういうお悩みならこの順番でコースを申し込んでもらうと良いですよ」と伝えられるとより申し込んでもらえるようになりますし、かつリピート率も上がります。最初からその順番で受けようと思ってくるので・・・。
リピートが弱い場合は「何をどの順序で申し込むと自分の悩みが解決するか分からない」というのが理由として最も多いのです。
あと、こういう形・順序でそれぞれの悩みに応じた「価値を伝えるページ(情報)」を提供できるとなお申し込みが増えるでしょう。
「あなたは日常生活でこういうことを感じているかもしれません。時にはそれで下を向いて苦しくなることがあるかもしれません。私も同じように感じていたんのでよくわかります。
でも、それってエステサロンで解決するんですよ。私自身解決できたので、この仕事を一生のものにしようと決めたのです。
なぜエステサロンで解決できるかと言うと・・・。
そして、この考え方をベースに目黒でエステサロンをしているのは当店しかないのです。でも、エステってそれなりにお金がかかりますよね。失敗したくない。そう思われる気持ち、分かります。だから、初回の人だけに申し込んでいただける特別なコースがあります。
このコースを受けていただくことで私がここで行ったことを信じてもらえるようになります。でも、もちろん合わないという人もいないわけではありません。そういう人の為に返金保証も100%つけています。
ただ、この特別体験コースは毎月●名だけが受けられます。私たちはリピーターのお客様を大事にしているので、しっかりとリピーターのお客様に時間を使うとこれしか提供できないのです・・・」
みたいな感じで伝えられるとよいでしょう。
まとめ
①リンクに関しては、検索意図とクリックされる場所に応じて変える
②適切な情報を適切なタイミングで届けるようにする
③その為に「集客の流れ」を意識する
となります。
ぜひ参考にして、どこにどういうリンクを貼ると良いのかをじっくりと考えてみてください!
営業時間:9時から21時(日曜・火曜日定休)
〒985-0024 宮城県塩釜市錦町4-3
090-6686-4443
・稼げるホームページの作り方
・サービス一覧
・お客様の声
・お問合せ
・電話でのお問合せ 090-6686-4443