こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
「自社商品の文章を書く」と言うのは結構難しく、そもそもどう書いたらいいか分からない、ということもあるでしょう。
実際、企業が出す様々な文章を読んでいると、「ああ、もうちょっと文章がうまく書ければより売れるんだろうなあ・・・」というものがたくさんあります。
自分のことを自分で知るというのは簡単なようで結構難しいのです。私自身もこの罠に引っかかることはよくあります。
では、どういう文章が良い文章で、どういう文章が悪い文章かと言うと、単純に言うと見込み客、もっと言えば理想の見込み客が「ああ、この商品(サービス)は私の為にある!」とそれを読んで思ってもらえる文章かどうかです。
もちろんそう思ってもらえる方が良い文章です。
では、どのようにすれば良い文章が書けるのでしょうか?
この記事では良い文章を書けるようになる為の知識と具体的にするべきことをお伝えしていきたいと思います。
良い文章を書く為の4つの階層
まずはこの4つの階層を図で表してみましょう。
これを理解することが良い文章を書く為の第一歩となります。
まず一番最初にお話したいのが「特徴」。あなたが売っている商品・サービスが持つ特徴のことです。
例えば、私は集客・マーケティングに関する商品・サービスを売っています。
その中のひとつ、例えばこちらの電子書籍の特徴を見てみたいと思います。
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この本の特徴を言えば、電子書籍であり、Amazonのキンドルで読めるということ。紙の本の長さに直すと約63ページで、日本語で書かれてあるということ。そして内容としては、コンサルタントの思考が身につけられる本ですよ、ということ。
それが特徴です。
これだけで買ってくれるという人もいるでしょう。「コンサルタントの思考が身につけられる」というところに「ああ、この商品(サービス)は私の為にある!」と思ってもらえるのであれば。
この本はそういう人向けにも書かれてありますが、本来のターゲット読者層とは少しずれています。
だから、この特徴をターゲット読者層にとってのベネフィット(便益)へと変えていきます。
まずは「コンサルタントの思考が身につけられますよ」というところ。ここをベネフィットに変えると、例えばこんな風に書くことができます。
あなたは「集客できない」という時にどのようにしてそれを克服しますか? もしかしたら、あなたのいる業種の専門的なコンサルタントに依頼をするかもしれません。
しかしながら、気をつけないといけないのは、「ウン十万支払ってコンサルをつけても一人も集客できなかった」という世界であるということ。
それだけではありません。
コンサルティングの結果、その同じ人が「メニューだけ増えて、顧客は増えず、他にも色々買い物しても変わらない」という地獄のような状況に陥ることがよくあります。つまりそれだけコンサルタントの選定は大事だということです。
しかしながら、悪いコンサルタントに当たる確率も、コンサルタントの選定に悩むことも、本書を読むことでなくなります。なぜなら、コンサルタントの思考を学ぶことができるので、質の悪いコンサルタントを見分けることができるようになるからです。もちろん、自分で自社のコンサルティングもできるようになります。
それだけの内容なのに、たったの63ページ。紙の本の約1/3の厚さです(紙の本は本としての体裁を整える為にある程度の厚さが必要で、不要な情報もたくさんあります!)。電子書籍なのでスマホに入れておけばいつでも隙間時間で読み進められます。何度も読み返したいので、普段持ち歩くスマホに入っていると楽ですね。
さらにさらに。この本はamazonキンドルアンリミテッド対応なので、会員の方は無料でお読みいただけます!
ここからさらに「結果」を入れていきます。「結果」と言うのは何かと言うと、「ベネフィット」を得ることでどうなるのか? ということです。
この電子書籍の場合は、「コンサルタントの思考を身につけられる」ようになった結果、より集客できるようになる、というのがそれでしょう。
しかもしれだけではなく、「理想の顧客」を「セールスすることなく」、「あなたと出会えてよかった!」と言ってもらいながら集客できるようになります。
これが「結果」ですね。そしてそれは「理想の顧客が心の底で得たい」と思っているものである必要があります。
これらの積み重ねの上、最終的に切るのが「変身」です。英語で言うとトランスフォーメーション。
つまり、さなぎが蝶になるアレです。そのビフォア・アフターを伝えるのです。
「集客できなくて悩んでいて、過去にコンサルタントにウン十万円かけて頼んだのに全く変化しなかった経営者」がこの電子書籍を読むことで、「理想の顧客に囲まれ、集客の心配をすることはなく、何をやっていいかの悩みもなくなり、心に余裕が持てるようになった」という変化が起きます。
そして、今までは事業のことばかり考えていたので息子のサッカーの試合に行くこともなかったし、娘のピアノコンサートに行っても心はそこになかったけれど、真の意味で子供たちの活動に心から参加できるようになる。
理想の顧客についての深い理解が必要ですが、それが分かっていたら、こういう「変身」、トランスフォーメーションを伝える文章を書けるようになります。この部分はいつも感情的な内容になります。
そうなってこそ、「ああ、この商品(サービス)は私の為にある!」と思ってもらえるようになるのです(これをあなたの文章の”ものさし”として使ってください!)。
それがまさにドンピシャリと理想の見込み客の心の奥底にある琴線に触れるモノであったなら、これは何よりも強い購買動機となります。
そうです。重要なのは、「良い文章を書く為の4つの階層」を理解し、そしてそれとあなたの商品・サービスをつなげていくことなのです。
良い文章を書く為にすべきこと
それでは、これらの「良い文章を書く為の4つの階層」を理解していただいた上で、具体的にあなたができることをお伝えします。
① 紙を4枚用意する
② 1枚につき1つの階層を上部に書き込む
③ 「特徴」をまず書く
④ ③を元に「便益(ベネフィット)」を書く
⑤ ④を「結果」につなげる
⑥ その結果、どういう「変身(トランスフォーメーション)」が顧客に起こるのかを書き出す
⑦ ③~⑥の内容を題材に文章を書いていく
ここで使った4枚の紙はあなたの手元に残しておいてください。
ずっと集客の為に役に立つでしょう。
今回の記事の内容はすぐにでも「効果のある文章を書く」為に使えるものです。
しかしながら、この内容をより活かすためにはもう一つ知っておくべき重要なことがあります。
それは、顧客に対する理解です。これがなければ「変身(トランスフォーメーション)」の文章が書けません。
もし、あなたが自分の顧客に対する理解が十分でない、とお思いでしたら、下記の電子書籍を読んでみてください。
「理想の顧客」について考える為のノウハウが満載です。
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営業時間:9時から21時(日曜・火曜日定休)
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